対人用キャラクターの方針が固まったら、次は防具ですね。
で、防具をどうするかを考えるにあたって重要になるのが、攻撃を受けた際のひるみに関ってくる、防具の「強靱度」の存在です。
前作にあたるデモンズソウルに存在しなかった、ダークソウルの新要素になります。
この強靱度、ダークソウル対人戦での戦術にけっこうな影響を及ぼす要素になっています。
防具を調える際にベースとなる考え方とも言えるかもしれません。
強靱度とは
武器にはそれぞれ、ひるみ値が設定されています。このひるみ値を超える強靱度をそなえていれば、その武器で攻撃を受けたときに(すくなくとも一撃目は)ひるまなくなります。
というわけで、各武器種の攻撃に耐える(ひるまなくなる)強靱度についてはググレ・・・と、いちおう置いておきましょうか。
以下の数値以上の強靱度があれば、その武器種の攻撃でひるまなくなります。
武器種 | 片手R1 | 両手R1 |
---|---|---|
特大剣、大槌、大斧 | 51 | 76 |
大剣、槌、斧、大曲剣、 | 36 | 53 |
斧槍、槍、直剣、曲剣、刀、鞭 | 21 | 31 |
短剣、刺剣、 | 6 | 8 |
大火球 | 81 | - |
大発火 | 41 | - |
ボウガン・弓 | 21 | - |
大剣の両手R1や早い武器の連打に耐えるため、強靱度31以上や53以上を確保する人が多いです。
強靱度について、詳しくははこちらも参考にしてください→強靱度・強靱削り値についての各種データ一覧
強靱度0だとどうなる?
こちらの強靱度がゼロだと、1発当たっただけでひるんでしまうため、攻撃の出が早い武器や、攻撃後の硬直が短かい近接武器なら、2発3発と相手のスタミナが続く限り攻撃を食らい続けてしまいます。1発当てて、相手がひるんでいる隙を利用して2発当て、またひるんだ隙を見て3発当て・・・と相手に身動きをとらせずに攻撃を当て続ける状態のことをチェインといいますが、このチェイン状態に陥ることを防ぎやすくする意味でも、ある程度の強靱度は確保したいところです。
特に大剣の両手R1チェインは警戒すべきでしょう。
攻撃速度が遅い武器なら、攻撃を受けて1発目でチェイン状態に入ってしまったとしても、「チェイン抜け」という小ワザを使って2発目や3発目を回避できます。
やり方は簡単です。ひるんでしまうと硬直してしまいますが、硬直後すぐに武器チェンジをすることで動けるようになり、2発目の攻撃を受ける前に回避行動を取ることが可能になります。これがチェイン抜けです。
特大剣以上の重量武器のチェインなら、チェイン抜けすることで2発目を回避できますが、大剣は攻撃速度が速いため、チェイン抜けをしても2発は食らってしまうことが多いのです※。そのため、大剣のチェインは特に警戒している人が多く、強靱度53を確保して、チェイン状態を回避しようとする人が多いわけです。
※2発目を食らう前に回避することも不可能ではありません。最速でチェイン抜け操作を行えば可能です。これを「初段抜け」と言いますが、たいへん難しいため、コントローラーの持ち方などに工夫する人もいます(L1とL2を中指で操作し、人差し指を十字キーに置くなど)。
強靱度が十分確保されていれば、チェインされないのか?
されます。それは、1発目が当たって数秒以内に2発目や3発目を食らった場合です。攻撃を受けて3~4秒が経つと、怯み値はリセットされますが、それまでは蓄積されています。この3~4秒間の間に2発目を食らうと、ひるんでしまいます。
たとえば、相手の武器が大剣(両手R1怯み値52.5)で、こちらの強靱度が53あったとしても、両手R1の1発目は耐えますが、間を空けずに2発目を食らった場合、強靱度が105以上なければ、2発目でひるんでしまいます。
相手の攻撃を食らった場合は、すぐに相手に再接近せず、3~4秒の間を空けて怯み値をリセットしてから攻撃に移りましょう。
チェインする攻撃としない攻撃がある
チェインする攻撃もあれば、しない攻撃もあります。攻撃速度が遅く、相手のひるみ動作内に次撃を繰り出せない攻撃はチェインしません。
もしチェインしない武器を使っているならば、取り扱いには十分に注意しましょう。相手の武器がチェインする攻撃を繰り出せる場合、ブンブン振っているだけでは、どうしても打ち負けてしまうからです。
特に、こちらの攻撃にカウンターを合せられたときは、ウッカリ2発目を食らってしまうことが多いので要注意です。たとえば、こちらの大発火(チェインしない)に、相手の大剣R1を合せられ、攻撃後の硬直時間中に大剣の2発目が入り、そのままチェインされる・・・といった状況に陥りがちです。
1発目に耐える強靱度を確保した上で、「1発目が当たると即離脱しよう」と気をつけていても、相手の攻撃がカウンターで入った場合は間に合わないことが多くなるため、間合いや攻撃タイミングを慎重にはかる必要があります。