使う武器を選ぶときの考え方【PVP講習 4時限目】



防具が整ったら、次は使う武器を決めましょう。

かっこよさや好みで決めるのも、それはそれで素敵なことですが・・・どんな武器を使うかで、自分の戦闘スタイルが決まります。
武器選びは、下記のような要素がポイントになります。

間合いの長さは?
振りの速さは?
スキの無さは?
攻撃力の高さは?
その他の特徴は?

使う武器の特徴を掴み、どのような戦い方が得意な武器なのかを見極めましょう。


間合いが長い武器は、相手の武器の間合いの外から自分の武器を当てる


長槍などの間合いが長い武器は、相手の武器に当たらずに自分の武器を当てることができます。
槍を持って接近しては、せっかくの槍のアドバンテージが死んでしまいます。接近しすぎず、自分の槍が当たるギリギリの間合いか、それより少し遠めの間合いにポジショニングしましょう。

槍に限らず、武器の間合いはきっちり把握しておきましょう。新しい武器を使い始めたら、まずはさておき間合いの把握です。武器にとって「間合い」とはそれほど重要な要素です。

また、槍や刺突剣などは、盾をかまえたまま攻撃することができます(盾チク)。
盾チクができることと、間合いの長さもあいまって、長槍やリーチが長めの刺突剣は、基本的には「待ち」の武器と言えるかもしれません。

私はダークソウルで対人戦をはじめたばかりのころは、長槍をメインに使っていました。
その後別の武器種を使いはじめて、最初に気づいたことは「スレスタ返しをする機会が減ったなー」でした。

待ちの武器を振っていると、対戦相手が強引なスレスタや強靭スタブをしてくる率が高くて、そういう人のスタブを返すことでカモれるのが、長槍の良いところの一つですねw
そういう意味で、特に長槍は「対人初級者を相手にしたときには、負けにくい武器」と言えそうです。
相手が初級者じゃなくとも、リーチの長さを生かして丁寧に戦えば、中上級者にももちろん勝てますよ。
上手な人が使った場合、難攻不落の要塞のように、手も足も出させずに相手を完封することができる武器になります。


振りが速い武器や、振った後のスキが少ない武器は、ブンブン振る

せっかく振りが速い武器を使うなら、いっぱい攻撃を当てたいですよね。
攻撃力が低い武器が多いので、エンチャントして攻撃力を底上げして、スピーディに展開しましょう。
火力がなく、パリィを合せにくいため、連撃で当てたい武器です。

一発で消費するスタミナにも注目してみましょう。
スタミナの消費が少ないと、連撃をたくさん繰り出すことができます。
連撃を繰り出しても、チェイン抜けを知っている人が相手ならば、せいぜい二発までしか当てられません。抜けられてしまいますから。
では、それ以上の連撃を繰り出せることは無駄なのでしょうか?
そうではありません。一発のスタミナの消費が少ない武器ならば、盾を構えている相手のスタミナを削る「盾削り」の手段として、優れているといえます。
もちろん、自分のスタミナ管理が容易だというのも利点です。

また、攻撃後のスキが少ない武器は、つまりはスタブやカウンターをとられにくいということです。
ロリスタを取られにくいため、間合いを詰めて積極的に当てにいくことができます。

火力が低い武器にとって最も恐れなければならないものが、相手から入るカウンターです。食らってしまうと打ち負けてしまいますから。
早いからカウンターをとられにくい、とはいっても、読まれてしまえばカウンターを食らってしまいます。
単調にガンガン攻めているだけでは、こちらが繰り出すすべての攻撃にカウンターを合わせられ、削り負けしてしまいます。攻撃にメリハリをつけることを意識しましょう。



攻撃力が高い武器は、置くように振る

攻撃力が高い武器は、たいてい振りが遅くスキが大きいものです。
武器を当てにいくというよりは、ある程度の間合いを保って「置くように」振ったほうが良いでしょう。

後日「読み」について説明しますが、この手の武器は序盤の駆け引きが重要になります。相手のパターンを先読みすることで武器が当たるようになるからです。
振りが遅いと、パリィもロリスタもとられやすいため、うかつに武器を振らず、相手の動きをじっくり見ましょう。

最も繊細さが要求される武器タイプです。


その他の特徴に注目する

他に、使う武器を選ぶ基準として、盾めくりがしやすいかどうか※(ムラクモや大鎌などがよく挙げられます)や、キックの威力が強力になるかどうか(斧など)や、自分の動きを読まれにくくするために有効な武器かどうか(遅い武器と早い武器使い分けよう、といった考え方)、などがあります。ほかにも、ショーテルも特徴的な武器ですね。

※盾めくりとは、相手が盾をかまえている上から攻撃を当てるテクニックのことです。攻撃動作中に後方を振り向くことでめくれる場合が多いです。

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