タイマン戦において戦闘開始から終了までに考えるべき5つのこと【PVP講習 6時限目】


戦闘中はどのようなことを考えながら戦えばよいのでしょうか?
行き当たりばったりに、攻撃が当たればラッキー、当たらなかったらアンラッキー、でしょうか?
それもいいかもしれませんが、もうちょっと計画的に戦ってみませんか。そのほうが面白いから。

というわけで今回は、(タイマン戦限定ですが)戦闘開始から終了までに、何を考えればよいか?というお話です。

一言でいえば、これまでこのPVP講習で書いてきたことを踏まえながら、自分と相手の、攻撃手段や状況についての特徴をつかみ、有利になるように立ち回る、というものです。

では、以下で詳しく解説していきます。

1.事前準備は己を知ること

まず事前準備として、自分自身を確認します。
何を確認するかというと、自分の装備やステータス構成が持つアドバンテージは何か?の確認です。

攻撃方法のポイントになるのは、おおまかに言えば

・「出の速さ」
・「間合いの長さ」
・「一発の攻撃力」
・「チェインの有無」です。

たとえば、自分が「出が速く、かつ一発の攻撃力が高い」という攻撃手段を持っていて、対戦相手が「出が速く、一発の攻撃力は低い」攻撃にカウンターで合せれば有利になります。
自分が相手に対して持ちうるアドバンテージを意識しておくことで、どのような戦闘方針をとるべきかがわかります。

防具のポイントになるのは
・強靱度
・指輪
・その他の特殊な効果をもつ装備
・防御力の偏り(炎や雷、魔法防御の高低の傾向)

強靱度は高いほうなのか?高いならばどんな攻撃にならば耐えられるのか?はあらかじめよくわかっておかなければなりません。
相手の武器が大剣なら、特大剣なら、ひるまずに耐えられるのか?それとも相手の攻撃には絶対に当たってはダメなのか?

指輪に何をつけているのかは、言うまでもないですね。そのキャラクターの特徴をよくあらわしているのが指輪です。

自分のキャラクターの特徴は何なのか?どんな相手と相性がよく、どんな相手と相性が悪いのかを知っておきましょう。


2.一礼中に敵を知る

さて、対戦が始まりました。
対戦相手と向かい合って一礼をしている間には、必ず相手の装備をよく見ましょう。だいじなことなのでもう一度言いますが、相手の装備をよく見ましょう!

・強靱度は高そうか?低そうか?(こちらの攻撃に強靱スタブを合せられそうか?)
・武器の出の速さは?(ロリスタやパリィはとりやすそうか?)
・相手の攻撃の間合いは自分の攻撃より長いのか?
・相手の一発の攻撃力はこちらの攻撃より大きいのか?(ダメージ交換は有利か不利か?)
・相手の武器はチェインする武器なのか?
・盾はもっているか?タリスマンを持っているか?呪術の火や杖は?

相手の武器の出の速さ、間合いの長さ、攻撃力、チェインの有無を、自分の武器と比べてみましょう。自分の武器は相手の武器に、どの分野で勝っているか、または劣っているか、を確認してください。

自分の戦闘方針を固めるために、相手の装備を見る。相手と比べて勝っている点で勝負する。忘れないようにしてください。



3.敵を観察し続ける

戦闘開始後も、敵の状態をよく見続けましょう!!

戦闘開始後に、いきなり相手に向かって行ってはダメです。
タイマンでの対人戦に限ることですが、まずは相手の動きの傾向をじっくり観察です。

前回(「相手の動きを読む」って、どういうことなの?【PVP講習 5時限目】)書きましたが、相手の動きを読むためには、脳に溜め込んだこれまでの対戦相手のデータと、目の前の対戦相手の動きを照合しなければなりません。相手のローリングのタイミング、武器を振るタイミング、攻め具合、引き具合、などの特徴をつかむ努力をしましょう。
自分の傾向をつかまれないように、自分の動きには「まぎれ」を出しながら、距離をとったりガードしながら牽制してください。

この工程を省略してしまうと、格下相手に負ける確率が上がりますし、格上相手に運良く勝てる確率が下がります。まずは絶対に、相手を観察してください。ダメージを食らわないように気をつけながら、ただナントナク眺めているだけでも違ってきます。

※余談になりますが、中級者になってくると、明らかに自分より格下の初心者を相手に読み負けてしまう、という経験をすることがあるでしょう。初心者を相手に、同格以上の経験を持つ相手と戦うときと同じような「高度な駆け引き」をしようとしてしまい、格下に負けてしまうのです。だから、「序盤で相手の実力を見極める」という作業を、中級者以上の人は怠りません。

相手の動きの傾向をある程度見たら、相手の装備などを見ながら攻めましょう。

対戦相手が、盾を持っておらず、かつ両手持ちでもない状態(ガードできない状態)ならば、近距離での戦闘ができません(=不利なので)。逆に言えば、こちらが慎重にガードしつつ近接戦を心がければ戦闘を有利に運べます。
盾を持っていないならば、相手はガードできませんから、こちらが武器を振る気配を察したらローリングで避けようとするはずです。武器を振るぞという気配を動きで演出して、相手のローリングを誘ってロリ狩りするのも手です。

相手がタリスマンに持ち替えたら、神の怒りやフォースが飛んでくるかもしれません。神の怒りなどは、はじめのうちは恐ろしいかもしれませんが、ロリスタのチャンスでもあります。相手がタリスマンへ持ち替えたのを見たら、勇気を持って身構えてください。
また、神の怒りを避けたいと思っている人は、相手がタリスマンへ持ち替えたことは絶対に見逃さないように注意してください。心構えなしで避けるのは難しいと思いますので。

相手が右手武器・左手呪術や魔法の組み合わせなら、近距離で戦うことでスタブが狙えます。自分が盾を持っているならば、スタミナに気をつけながらガードしつつ距離を詰めて戦うと良いでしょう。近距離だと大発火が怖いですが、大発火をされることは強靱スタブのチャンスでもあります。自分の強靱値の削られ具合に気をつけながら、強靱スタブをかましましょう。

まとめると、
タイマンでは、戦闘開始直後は相手をよく見る観察タイム
相手が持っている武器、攻撃方法をつねに観察しつづけて、相手が変化したらこちらも柔軟に対応してゆく。
相手をよく見て戦ってくださいね。

4.中盤の状況判断


戦闘が中盤以降に入り、自分と相手の残りHPに差が出てきました。
自分が勝っているときもあれば、負けているときもあります。

勝ち方、負け方もいろいろです。
相手の攻撃力が大きいならば、こちらが勝っていても、ワンミスで逆転されるかもしれませんし、負けているなら即終了してしまうかもしれません。相手の動きを読み切っており、相手の攻撃を避ける自信があるならばリスキーな手段に出ても良いでしょうが、ふつうは堅実に逆転や勝ちを狙うべきです。

相手の攻撃力が小さい場合なら、こちらが勝っているならば、後出しのカウンターで倒すことを計画すると良いでしょう。こちらが負けているならば、多少無理してもスタブを狙いにいきたいところです。

どちらにせよ、中盤以降にさしかかれば、スタブをとられかねないほどにリスキーな攻撃手段は避けるべきでしょう、よほど大差で勝っているときは別ですが。

5.最終盤の一撃

自分は、相手の通常攻撃をあと何発以上耐えられるのか?に気を配っておきましょう。相手にあと何発の攻撃を食らわせれば殺せるのか、も意識しましょう。

なぜなら、自分があと一発で死ぬのであれば、相手の強靱度次第では、こちらの攻撃を食らいながらゴリ押しで攻撃されると負けてしまうからです。もちろん逆もしかりです。相手をあと一撃で殺せるのならば、こちらの強靱度次第では相手の攻撃を食らいながらのカウンターで楽に勝負を決めることができます。

「あと一発で死ぬ」という状況に追い込まれれば、そこで負けが決定していると言っても良いくらい不利です。そうなる前に、「あと一発で殺せる」状況に追い込まなければなりません。そのことを意識して終盤を進めていきましょう。

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