出待ちに煽られてムカついた君への慰めと、回復前提の戦闘経験を積むことの弊害についてPVP講習 番外編】



毎日たくさんの方にアクセスいただいてます。ありがとうございます。

ちょっと間があいてしまったこの対人戦講習ですが、私も修行中の身でござーますから、いろいろとリアルタイムに試行錯誤をしているところです。新たな発見などがあれば、こんどは初心者向けの講習ではなく研究発表という形でこのブログに書いていきたいと思っていますので、今後ともよろしくです。

ですが、ひとまず今回は、ダークソウルの対人戦初心者の方々に言いたいことを思いついたので、ここに書かせてもらいます。

というのも、最近、「出待ちをしているクズプレイヤーに殺されたあと、煽られるのがムカツクので、対人戦をしばらくおやすみします」という人を見かけたのです。

煽りなんて気にすることないのに、と思うのですが、なにぶん個人の感情の問題なので、ムカツイちゃうもんはムカツクもんです、仕方ありません。

でも、とりあえず今回は、番外編として、ムカツク必要はないんだよ、ということの説明と、これから対人戦の経験を重ねていく上での心構えのような話をさせてもらおうと思っています。

対人戦技術についての話ではないので、大半の方にとっては退屈な話かもしれませんが・・・出待ちにボコられてストレスが溜まっている人は、ちょっと読んでみてくださいな。


DLC、楽しみですね!


これを書いている今は2012年7月。来月、海外版PCダークソウルの発売をひかえています(私も購入予定です)。
現時点では、PS3版も10月にDLCがあるとの情報を得ています。

なんか闘技場とかが導入されるらしいじゃないですか。闘技場というからには、おそらく対人戦を行うに万全な環境が整うのではないでしょうか。とりあえず、闘技場で複数出待ちなんてできなさそうですし。


エスト回復を前提にした戦闘経験を積むことの弊害


以前、『「相手の動きを読む」って、どういうことなの?【PVP講習 5時限目】』という記事で、こんなことを書きました。

場数をたくさん積むことで、脳内に溜め込んでいる「アクセスできるパターン」が増え、「読み」の精度が増していきます。

読みの精度が増すということは、特定の場面で適切な対応がとれるようになり、しかもその場面のパターンが増える、ということです。
しかしそのような読みを実現するためには、ある一定の条件下での戦いの経験を積まなければなりません。調査基準が不ぞろいだと、そのデータは分析には使えませんからね。

脳内に蓄積したデータの中に、「自分が白ファントムでホストにエストを飲んでもらいながら戦って、上手くいった」データをたくさん抱えていては、「自分が闇霊として召還されているときに戦っている」という状況におかれたとき、読みの点で不利になります。

ようするに、変な条件での戦闘経験を積んでしまうと、強くなりません。むしろ弱くなっちゃいます。

いやまあ、出待ちをたくさんこなせば、出待ちは上手くなりますよ。だから出待ち王を目指している方は、やればいいとは思うんですが、今度導入される闘技場では、雑魚と呼ばれるでしょうね。

初心者の方は、まだあまり感覚的に理解できない話かもしれませんが、ダークソウルの対人戦というのは、基本的には読みゲーです。

読みゲーは、戦闘経験がモノを言います。良質な経験を積むことが、上達の早道です。


出待ちをせざるを得ない人々、バグを使わざるを得ない人々


人間の行動には、動機ってもんがあります。


些細な動機かもしれません。それこそ無意識に近いレベルの動機かもしれませんが、とにかく動機ってもんは必ずあります。まったく無意味にやっていることというのは、実はほとんどありません。

オッサンがよく自慢話をしたがるのは、ふだん、褒められ足りてないからです。
ジーサンがよく「近頃の若いモンは」と言いますが、それは、彼らの存在の社会的な正当性が危うくなっているからです。
まあ、オッサンやジーサンに限ったことじゃないんだけどさ。
このブログは、ゲームについてのブログですから、若い読者の方が多いかと思います。将来へんなオッサンやジーサンに絡まれたら、思い出してみてください。


とりわけ、嫌がらせ目的に出待ちをしたり、バグを使ってきたりする行為は、なかなか社会的な意味を持つ行動といえます。
彼らはたぶん、多くの場合、かわいそうな人々なのです。

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