ダークソウル2 ムラクモの戦い方講座

ごぶさたです。
ダークソウル2、ムラクモ一本+趣味防具で死合の勝率が7割強で安定したので、ムラクモの戦い方をレクチャーしますよ。
ランク2にあがったところなので、死合いで500戦ぐらい。死合いを本格的に始める前に練習で数百戦しています。死合い中は他の武器は一切使わず、ムラクモだけを使用し続けました。

これからムラクモを練習しようと思っている人の参考になれば。

ムラクモは両手ダッシュR1がすべて


という見出しをつけると、ベテランムラクモ使いさんは「いやいや・・・」と思うかもしれませんが、まあ聞いてください。この見出しには多少の誇張はありますが、納得できるとおもいます。


当たりまえですが、工夫が無い両手ダッシュR1は当たりません。

ムラクモを初めて触る人は、両手ダッシュR1のスピードは「強そう」と感じることでしょうけど、その考えはすぐに改めることになりますよね。

当たらないからです。あんなモン考えなしに振ってたら当たるわけがないでしょうよ。

しかし断言しますが、ムラクモの肝になる技はまぎれもなく両手ダッシュR1ですし、これをいかに活用するかがムラクモの最も奥深いところになります。

なぜなら、ムラクモが持つ接近戦でのスピード感や相手に与えるプレッシャーを演出するのが両手ダッシュR1だからです。これを当てにいくために工夫を凝らすことが、ムラクモ使いの動きの土台になります。


相打ち上等。後出しは絶対狙うな!


以前、無印の対人戦講習「タイマン戦において戦闘開始から終了までに考えるべき5つのこと【PVP講習 6時限目】」にも書きましたが、自分が使う武器のアドバンテージを理解して、それをフル活用する展開に持ち込むことは大切なことです。

ムラクモのアドバンテージは単発火力とスピードのバランス。敵の武器が早い系統の武器なら、相打ちになれば火力で押し負けることはないし、敵の武器の単発の火力がムラクモより勝っている場合は、たいていの場合スピードでこちらが勝っています。現状は直剣や大剣などの振りが早めな武器がメタですから、相打ちを狙いにいくことが有効な場合が多いです。

しかし、振りが速い武器に対して相打ちを狙うには、見てから動いても遅いことが多く、相打ちの状況をより多く作り出すためには、読みの精度はもちろん必要ですが、それ以前に、攻撃を食らってでも相手を殴りにいくという攻撃的な心構えが要ります。

また、火力とスピードのバランスが良いというムラクモの特徴が実現できる利点の一つに、「相手にプレッシャーを与えることができる」という点があります。相手にしてみれば、ムラクモの攻撃は平常時は見てから避けることができるとはいえ、いつどんなふうに飛び込んでくるかわからない相手にうかつに武器を振れない、動けないという状況にもっていけます。そしてそれによって後々有利に戦えるようになります。

ただし、そういったプレッシャーを与えるためには、攻撃へのスタンスが積極的でなければなりません。後だしを狙っているようでは(少なくともそれがバレバレなようでは)、相手をビビらせることはできず、このあとに説明する戦術は実行できなくなります。

相打ち上等で相手を殺しにかかることで、ムラクモの良さが際立ちます。「後出しを狙おう」「こちらは無傷で攻撃を当てよう」という心構えは邪魔なので、捨てるべきです。


前置きが長くなりましたが、両手ダッシュR1を当てる方法について書きます。



両手ダッシュR1を当てる方法


別にムラクモの両手ダッシュR1に限りませんが、攻撃が当たるタイミングは、以下の4つの状況しかありません。

1)相手がこちらを攻撃しているとき
2)相手がローリングをしたとき
3)相手のスタミナが少ないとき
4)相手がぼーっとしているとき

当たり前ですが、これらのいずれかを満たせば攻撃が当たりますし、いずれも満たされていないなら当たりません。ムラクモの両手ダッシュR1が当たらないのもそのせいです。

ですがムラクモは、うまく使えば、能動的に相手を1~4のいずれかの状況に追い込みやすい武器です。


まずは「1)相手がこちらを攻撃しているとき」について。
ムラクモは、プレッシャーを与えて相手を攻撃しづらい気分にさせ、慎重にさせることができます。
慎重になるということは、相手が攻撃をする機会が減り、こちらを攻撃するチャンスをうかがうような行動を意図的に相手にとらせることができるということです。つまり、相手を誘うためにわざとムラクモを空振ったり、わざと背中を向けたりといった「誘い」が有効に働きやすくなるということです。


「2)相手がローリングをしたとき」。
両手ダッシュR1が高確率で当たる状況です。ロリ刈りでスタブできれば最上ですが、相手との距離や連続ロリや敏捷の数値に影響を受けるのでダッシュR1が当てやすくて安定します。また、プレッシャーを与える意味でも両手ダッシュR1を当てておくのはアリです。


「3)相手のスタミナが空のとき」。
ダークソウル2ではマッチング範囲に開きがあるため、相手の最大スタミナ量のアテが外れることがけっこうあり、難しいところがありますが、ムラクモのスピード感なら、盾を持っている相手をガードブレイクさせられることがよくあります。相手のスタミナが残り少ないとなったらガンガン攻撃を当てにいく。ムラクモに限ったことではなく、自分と相手のスタミナ管理はソウルシリーズ通しての対人戦の要のひとつですが、ムラクモのスピードなら少ないチャンスをモノにしやすいと思います。


そして、

「4)相手がぼーっとしているとき」。
この状況をいかにして作り出すかという技術が、ムラクモの真髄であり、両手ダッシュR1を当てることがムラクモのすべてだという私の主張の理由です。



相手の気分を読み取る


ムラクモ使いはノーロックで相手の周囲をぐるぐる回る「ノーロックグルグル」という動きをしていることが多いですが、あれは何のための動きなのかというと、ダッシュ攻撃をすばやく行うため、ではありません、

大事なことなのでもう一度書きますが、ノーロックグルグルはダッシュ攻撃をすばやく行うためのものではありません。

間合いを調整するという意味もありますが、間合いの調整だけならロックしていてもできます。

ノーロックグルグルは相手の「ぼーっとする」タイミングを先読みして攻撃を当てるためのものです。

ノーロックグルグルの中には、さまざまな動きが混じります。まっすぐ向かってくるダッシュ、歩く、背中を見せる、振り向く、回り込むようにダッシュ。

ノーロックグルグルでは、こちらがさまざまな動きをとる中で、どういう動きをしているときに相手が前進するかを見ます。

相手はつねに、たいていの場合、「攻める」「逃げる」「防御する」のどれかの行動をとろうとしています。そういう相手の気分が、相手の動きから読み取れます。相手の気分は絶えず切り替わっていますが、その気分が切り替わる瞬間をノーロックグルグルで計ったり、その他の行動で意図的に作り出そうとします。

こういう話はなかなか言葉でお伝えするのが難しいところではありますが、相手の気分が切り替わる瞬間が「ぼーっとする」タイミングです。そのタイミングで両手ダッシュR1を出せれば、虚を突いて当たりやすくなりますし、相手の武器の振りが速くても相打ちの状況に持ち込めることが多くなります。見てから攻撃を繰り出すのではなく、先読みで攻撃を当てられるからです。


ムラクモのダッシュR1をより多く当てるためには、相手の気分を読み取らなければなりません。
相手の気分を読み取るためには、ノーロックグルグルでタイミングを計らなければなりません。

でも、相手の気分を読み取って両手ダッシュR1を当てるだけでは限界がきます。単調だからです。

今度は、「相手の気分を意図的に切り替わらせ、ぼーっとさせる」工夫が必要になってきます。
そのためには、R1やローリング攻撃、R2、果ては片手ダッシュR1や片手ローリング切りを活用する必要が出てきます。


ちょっと中途半端ですが、続きはまたいずれ。

Bookmark the permalink. RSS feed for this post.

ダークソウル対人戦講習の記事

Swedish Greys - a WordPress theme from Nordic Themepark. Converted by LiteThemes.com.